スポーツカーとロードバイク考察
スポーツカーとロードバイクは、当然ながら非常に似ています。
ロードバイクはあらゆる自転車のカテゴリーの中で、ただ「スピード」のみを 追求して世代を超えて改良されてきました。 クルマで「パワーウェイトレシオ」が重要なのと同じように ロードも贅肉は極限までそぎ落とされ、軽量な物では6kg台となりました。 クルマで言うCD値を減らすため、エアロリム、タイヤ幅は20mm(23mm)、 前傾姿勢、空力フレームデザインなどが採用されてきました。 あらゆるジャンルに共通して言えることですが、一つの「機能」「性能」を追求して 生み出されたモノは美しくなります。 ロードとスポーツカー、共通して魅力を感じる根っこは、ここにあると思っています。 近年環境問題がクローズアップされてスポーツカーは肩身の狭い思いを 強いられていますが、自動車と自転車の移動効率/消費カロリーを比較すると なかなか興味深いです。 自動車は1600-2000kgで5-6人を時速100kmで移動できるのに対し、 自転車は7-9kgで1人を時速30kmで移動できます。 そして、片や大量のガソリン(カロリーであり、環境汚染物質)が必要なのに対し 片や数個のおにぎり程度のカロリーで移動可能です。 機械そのものの耐用年数はまあ同じくらいとしておきましょうか。 地球と体にどちらが優しいかは比較するまでもありません。 しかしそれでも尚、われわれクルマ馬鹿はクルマの魔力から逃れる事は出来ず また逃れようとも思わないので、天気や荷物の量、距離に応じて 上手に使い分けていけたらと思います。
by 987_boxster
| 2007-11-10 12:45
| クルマ
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